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働いてためたお金で、定助はきみょうな事をはじめた。神社やお寺をまわっては、一文銭(穴あき銭)と両替しては穴あき銭をため始めたのである。 みんな不思議に思って聞いても、定助は笑っているだけで答えなかった。 雪が降り、桜が咲き、雲が流れて 三年の月日が、またたくまに流れた。